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保護説得を実行した母親の後悔手記

保護説得の後悔 過去の事例

先日、保護説得反対のクリスチャンの方(Sさん)に会いました。
クリスチャンの立場で保護説得に反対する貴重な方でした。

その方から頂いた資料をもとに興味深く感じた文章を掲載しておきます。
それは、保護説得を実行した母親の声です。


 ・・・
「十数年前、ある牧師に頼んで、我が子を統一教会から救出することになり、牧師さんの指導のもとに、親類が集まってこれをやりました。

我が子を車に押さえ込み、ロープで縛り付け、マンションの一室に丸太ん棒のように転がっている息子。


その当時は何も知らない私でした。
それは、息子が『悪魔の手先』として働き、もしかすると殺されるかもしれないと、牧師さんの話を信じていたから、気が動転していました。
それをやむを得ないと思った私でした。


しかし、それは親として大変な間違えでした。
今正気になった私は、未だにその息子の姿が忘れられないのです。
息子のあの目、哀しいような、寂しいような、
母親に訴えたい思いを精一杯表していた、あの目・・


タオルで口を縛られ、「うんうん」うなる声が、母親への必死な叫びだったのです。
『それを無視した鬼のような私』だったのです。

未だに焼きついたあの姿を、あの目を、私は忘れることが出来ないのです。
母親として、今は悔しい・・・
そう思うと、毎夜 涙を流し、眠れない日々を送っているのです。

あの時、Sさんと同じクリスチャンの牧師さんが、どうして祈りを教えてくれなかったのでしょうか・・?
残念で残念でなりません。
この苦しみから逃げ出すためにはどうすれば助かるのでしょうか?
Sさん、教えてください。」

Sさんは、そのお母さんにイエス・キリストの十字架によって赦され、洗礼を受けることを勧めたそうです。
そして、カルト救出を目的に金儲けをする牧師を、偽者の牧師だと言っています。

マインドコントロールを受けているのは、果たして子供なのか? ・・親なのか?

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