引き続き、保護説得の被害者の体験談を、「夜桜餡」の掲示板(ゲストブック)にて読みました。
・・・しかし、「統一教会の教えを通して救いを感じてきたことは、否定することはできない。」「彼はどんなに苦しんでいるだろうか・・・」と思うと、混沌とした状態が続き、「いったい私の人生は、誰のものなんだ!」と大声で叫びたい心境でした。
本当に苦しい日々が続きました。
自分自身の本心では、「自分の気持ちに正直に生きたい」という思いでいっぱいでだったのです。・・・自分の本心が願わない行動をしていることがたまらなく苦しく、やはりここを出なければ自分という存在が自分でなくなってしまう。
私は、わたしの心に偽らず正直に生きたい。
宗教間の争いの犠牲になりたくない。・・・
手記を読むと、全く胸が痛くなります・・・
親や牧師側と、教会信者との意識の中に大きなずれがあることが分かります。
“保護”であり”正義”であるはずの”監禁行為”が、どう見ても本人を苦しめてしまっています。
組織間の争いに犠牲になる信者・・・
あなた自身がもし、「お前の思想はおかしい」と言われ、身内から何ヶ月も監禁されたら、どう感じますか・・?
同じ被害者の夜桜さんのコメントも実感がこもっています。
夜桜餡 ゲストブック 201-211
これは、昔話ではありません。
実は、今でも、保護説得(拉致監禁)が行われています。今も監禁中の人がいます。
人間にとって、いかに自由が大切か・・・人権が尊重されるべきか・・・
多くの人に理解して欲しい現実です。
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