拉致監禁被害者へのインタビュー その3
それでも、Aさんは監禁された苦痛を訴え、裁判の流れはAさんに有利な方向へ動いていった。
傍聴していた大半の人が、Aさん側の勝訴の流れだと判断していた。
そして、判決が出るはずの日、・・・
「判決日を延長する」と伝えられた。
そして、数日後、いつの間にか、裁判官が変わっていた。
判決が告げられた、結果は、「Aさん側の敗訴」だった。
Aさんが裁判をして分かったのは、
「裁判というのは、真実が明らかになる場所ではない」
という事。
本当にガッカリしたという。
※これらの事実から、
裁判官は、正義の判断者でもなんでもない。
自分の保身を考えるだけの職業人間の人がいる。
反対派の弁護士は裏で大きな闇の力を持っている。
そして、嘘のうまい人が優秀な弁護士。
結局、力の弱いものはいじめられたままで終わってしまう。
保身のために、平気で嘘をつく牧師や、弱いものいじめをして甘い汁をすする弁護士達・・・
彼らは、死後の世界、天国へ行くのか?
それとも・・・・
※その後、裁判は高等裁判所の二審でも敗訴。
二審は一審の結果をそのまま引き継いだだけの通りすがりな裁判だったという。
しかし、その後、最高裁で異例の和解となり、和解条項には、
『互いに、相手方の信仰の自由や価値観を尊重し、これに干渉しないことを約束する』
と、明記されている。
2005年に『自立への苦闘』という本が「全国統一協会被害者家族の会」の名前で出版されている。
被害者の会という名前で出版されているが、これは隠れ蓑としては素晴らしいと思った。
本を読んだ人が、まさかこの『被害者の会』が『拉致監禁の実行犯』グループと密接な関わりを持っているとは思わないだろう。
この本は、世間でこの「保護説得」に対して一般人から問題視する声が出始めたため、自分達の犯罪を正当化するべく発行されたと推測される。
この本の中で、監禁を擁護している山口広弁護士は、最高裁で和解に至った事実を隠して、この裁判では勝利したと二審のことだけを書いている。
自分達の都合の悪い事実は隠している。嘘である。
拉致監禁で統一教会信者を洗脳する事によって、甘い汁を吸っている弁護士にとっては、統一教会の信仰を擁護する最高裁の判決は受け入れ難かったのだろう。
※一方、Aさんを弁護した弁護士は、「あなたたちの信仰が統一教会ではなくて、創価学会だったら、一審で必ず勝てた」と言ったらしい。
統一教会の活動に様々な問題があるとすれば、法で裁かれるはずでろうし、民事裁判においては、判決が下されている。
しかし、たとえどんなに統一教会に問題があったとしても、この国の裁判は、
日本国憲法第十九条 『思想及び良心の自由はこれを侵してはならない。』
そして、世界人権宣言 第二条
『すべて人は、人種、皮膚の色、性、言語、宗教、政治上その他の意見、国民的若しくは社会的出身、財産、門地その他の地位又はこれに類するいかなる事由による差別をも受けることなく、この宣言に掲げるすべての権利と自由とを享有することができる。 』
とある条項を、果たして守っているのか?
弁護士は分かっているのか?
そして、監禁の指示を出し、家族の不安をあおって金を受け取る牧師は、本当に神の目に対し、一遍の呵責もないのだろうか・・?
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