7月13日、統一教会の会長、徳野英治氏による記者会見が開かれた。
霊感商法問題で、「世間に迷惑を懸け、道義的責任を感じる」というお詫びだ。
徳野会長は引責辞任する。
残念ながら、この様子は都議会選挙の自民党歴史的敗退などの大きなニュースと重なって報道したところは少なかった印象を受ける。
以前の記事にも紹介した通り、徳野会長は各地区に対して霊感商法や高額献金をなくしていくよう呼びかけていた。
しかし、やはり既に、『時、遅し』だったのであろう。
徳野氏は、私が過去に教会にいた頃(15年くらい前だが)話を聞いた事がある。
青年への指導を純粋に行っており、説教の内容や話も上手でバランスの取れた人だった。
霊感商法関係には携ってきた人ではなかったと思う。
それ故、会長になった暁に、あのような”改革通達”を発したのであろう。
結局、徳野氏が全ての責任を取って、辞任となった。
まぁ、これでさすがに教会内部に霊感商法はなくなるだろうから、一歩前進とも言える。
知り合いの信者に聞くと、献身者は普通にアルバイトをしているらしい。
ところで、記者会見の中で、今後徳野氏はこのブログで紹介している「拉致監禁問題」に触れ、今後はこの問題に対して
「・・信教の自由という崇高な基本的人権を守るために微力ながら誠心誠意、努力をしていく」と語った。
しかし、どのマスコミもこの「拉致監禁問題」には触れなかった。
やはりマスコミではこの「保護説得」はタブー視されているようだ。
ただ一社、世界日報を除いて。
▼世界日報の記事
徳野氏は語った。
「・・私は大変責任を感じている。拉致監禁されたメンバーに対して大変申し訳なく思っている」
統一教会内部が改善され、保護説得がなくなってくれれば良いのだが。
まぁ、それでも保護説得は金儲けになるし、うまく改宗できれば信者獲得になるし、「統一教会問題に詳しい先生」として崇められるので、
保護説得を煽動する人達は、これから先も「統一教会=犯罪集団」という主張を変えることはないし、今回の霊感商法問題で益々保護説得(=拉致監禁)を煽動するんだろうけどね・・・
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