植え付けられる『おどろおどろしいイメージ』

統一教会

保護説得に関わっている人は牧師を含め、統一教会に対して一様に『おどろおどろしいイメージ』信じ込んでいる。

『未知の団体』に対する偏見、『組織』に対する根本的な不信感、『宗教』という日常から遠いものへの偏見などが一般的な日本人には多くある。

加えて、一部の信者が霊感商法等で問題を起こし、統一教会=霊感商法のレッテルを貼られた。
関わっていない信者まで肩身の狭い思いをしている。

保護説得により、統一教会を辞めた信者は多い。
しかし、本人が受けた精神的苦痛に関して取り沙汰されることは少ない。
 「脱会できて、良かったね。」で済まされる。
 「高い金払って脱会させてやったのに、何で感謝しないんだ」という親もいるという。

 保護説得下になると、統一教会の悪いイメージの情報ばかりが、監禁下で刷り込まれる。
 監禁を実行する牧師も親もその悪情報を信じ込んでいる。その中には数十年も前のことが誇張されて表現されていることも多い。

 しかし、純粋な信者ほど、そういったスキャンダル的な情報に弱い。
 『信じていたのに裏切られた』と思い込む。

 もともと信仰教育の土台のない日本人が、信仰を失うことなど、たやすいのである。
 信教の自由はこの国の憲法では認められているが、統一教会に関しては、”否”である。
 なぜなら、統一教会には『おどろおどろしいイメージ』があるからだ。

一度植え付けられた『おどろおどろしいイメージ』はそう簡単に拭い去ることはできない。
保護説得によって監禁された川嶋氏の証が拉致監禁をなくす会のサイトに掲載されていた。
脱会説得プログラムを受けた後、統一教会に対して『おどろおどろしいイメージ』を抱き、戻るのに相当勇気がいった、と告白している。

しかし、統一教会に戻ってみて調べてみると、監禁下で様々な情報操作がされていたことを確認したという。

川嶋氏の証言
そもそも、監禁説得の牧師にとっては、『統一教会がおどろおどろしいイメージ』でなくては困る。
なぜなら、統一教会は”宗教的異端”で”敵”だからだ。

そして今でも、”救い”と称した”長期監禁”が行われ、罪のない信者が誰も助けてくれない場所で、精神的苦痛を受けている。

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