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マスコミや世論に反論すると、犯罪者になる世の中

最近思うこと

みなさん、戦争は正しい行為ですか?
第二次大戦で、日本が行った事は、全て正しかったのでしょうか・・?

最近NHKで「竹中彰元」という人が、特集番組で取上げられていました。
第二次大戦の時代に、ある発言をしたことによって、罪人とされ、歴史から追放された人です。

60年後の今になって、竹中氏の名誉を回復しようという取り組みの番組でした。

竹中彰元は、お坊さんです。
真宗大谷派の僧侶でした。
仏教には重要な戒律があります。
「不殺生」です。
そんな当り前とも言える戒律を持った仏教の教え。
当然その教えを布教する僧侶は、戦争反対の立場のはずですよね。

さて、第二次大戦中、僧侶たちはどうしていたと思います?

戦時中、宗教界は積極的に戦争に協力していたのです。
当時、戦争に反対する事は、日本国民としてタブーであり、また、戦争が正義であると教育されていました。

戦争に反対する人、また、その思想を持つ人は、次々と投獄されていったのです。

 「お前は、鬼畜米英の味方か!」
 「非国民め!」

そんな時代の中、竹中彰元は堂々と発言します。
「戦争は罪であり、無益な殺生は罪悪であり、侵略である。人類の敵である。もう、国家として戦争は止めた方が良い。」

竹中彰元は、ほどなく逮捕され、投獄されました。

家族は、「失言だった」と謝るように進めても、彰元は「失言ではない」と頑なに拒否。
結局 禁固4ヶ月、執行猶予3ヶ月の罪。
仏教界からは、僧侶としての位を最下位まで落とすという処分を下されました。

そんな平和への願いをこめた竹中彰元の思いとは裏腹に、当時の仏教界は、そんな竹中氏を疎外し、孤立化させ、再び国策である戦争に協力することを国に約束したのです。

60年経った今でこそ、戦争によって起こった時代は甚大すぎて、戦争を再び望む人はいないでしょう。

さて、「保護説得」はどうでしょうか・・・
今でも「保護説得」に異議を唱えると、

 「お前は統一教会の味方か!」
 「非国民め!」

残念ながら、そういう人たちは多いんですよね・・
いつの時代になっても、大衆は扇動され、魔女狩り行為はなくならないのです。
学校のいじめも、会社でのハラスメントも無くなりません。

残念ながら、人の心に潜む小さな闇が、真実を捻じ曲げ、「いじめ」を正当化し、罪のない犠牲者を増やしている世の中になっているんですよね・・

長いものに巻かれるのではなく、いつも是々非々の正しい認識を持てるよう心掛けたいものです。

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