保護説得後の関係改善

解決法

拉致監禁をなくす会のブログに、ある被害者の意見が掲載されていました。
保護説得の経験が心の枷となっているようですが、今ではご両親との交流が月日を得て改善しているようなので、すこし嬉しいケースとして紹介しておきます。

K・M男さんの証言より抜粋
http://rachi.info/article/125392871.html

「・・・なぜ、統一教会の教えが間違っていると、一部の者の独善的な判断によって、断定することができるのでしょうか?

統一原理の教えが,その人にとって本当に価値のあるものだとしたら、統一教会が実際に犯罪集団だという明確な根拠があるならともかく、悪い集団という推論によって、信仰を強引に剥奪する行為は、どれほどひどいことでしょうか。

自分だっていろいろ話も聞いているが、それでも何か価値を見出したからこの生き方を選んだのであって、心配だというのはわかりますが、監禁という強引な方法で、ここまでした親の気持ちをわかってくれ、といわれても、どうしたらいいのか、とにかく苦しいだけなのです。

親だって苦しいでしょう。そして、こんな形で自分の選択が間違っていた、と結論を下してしまうことは、結局は、自分に対して納得が行かないし、親に対しても納得がいかない、そんな思いがただ心の底に残るだけではないか、と思います。

私はその後2年以上、両親とは音信不通に近い状態でおりましたが、先輩の助力もあり、両親と再会することができました。
今は、親が住む千葉に比較的近い、東京に引越し、アルバイトをしながら、国家資格の勉強をしていますが、近いうちに就職をしていきたいと思っています。
・・
監禁については、親にも親なりの考えがあってのことであったろうし、今はあまり触れたくない、という感じを受けますが、ただ、あれは無駄なことだった、これからちゃんと話をしていこう、と言ってくれております。

自分自身、また監禁されるのではないか、という思いはなかなかなくなりませんが、親を否定し、そして逃げてばかりいても何も解決しない、両親と向き合っていこう、という思いに少しずつなってきています。
その点については親と同じ考えであると思っています。
・・・」(抜粋おわり)

(K・M男君の詳しい経緯は拉致監禁をなくす会のブログに掲載されています。)

一日も早く、双方とも強制説得による傷から解放され、健全な関係を取り戻して欲しいですね・・。

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