保護説得で傷つき、親や牧師の元を離れた教会員もいる。
その人たちは、第二の恐怖に怯える日々を暮らす。
それは、
「また監禁されるかもしれない」
という恐怖だ。
毎晩悪夢でうなされ、その精神的苦痛は当人でないと分からない恐ろしいものだ。
もちろん親と和解したくて、連絡を取り合ってうまくいくケースもある。
保護説得を行った親子が本当に和解して親子関係が改善する。
それは親が「保護説得は良くないことだったんだ」と反省した場合である。
残念な事に、反対派の人たちは、そのように指導しない。
「統一教会を理解するふりをして、あなたの子供を油断させて、後で隙をみてまた”保護”したらいい。
二度目に”保護”するときは絶対に失敗しないように(逃げられないように)万全の体制を整えてからやるんだ。あなたの気持ちが大切だ。統一教会は犯罪集団なんだぞ!」
と親をたぶらかすらしい。
まさに犯罪の教唆であり、親子関係を完全断絶へと持ち込む教唆である。
それによって、韓国の旦那の元へ逃げていった女性教会員も多い。
当然、日本に帰りたくても、帰れない。親が、日本に戻ってきたところを拉致監禁した例が幾つもあるからだ。
最近、保護説得(=拉致監禁)に積極的な団体が、次の声明を「クリスチャントゥデイ」で出している。
http://www.christiantoday.co.jp/news.php?id=393&code=sn
統一協会の合同結婚式に参加した後、行方不明になった日本人女性6500人の捜索を韓国教会に要請した。という内容だ。
本当に「6500名も行方不明」だったら、まさに統一教会は北朝鮮と同様国際拉致集団であり、社会問題だし、政府機関に行方を探すよう依頼するのではないだろうか。
しかし、家族は「統一教会に詳しい牧師様」にお願いしてしまうのか?
そもそもこの「統一協会被害者家族の会」が拉致監禁の積極的推進団体になってしまっているのが現状なのではないだろうか。
戻ってきたところを家族をダシにして監禁して、信者を精神的に追い詰めて、牧師は家族から金をせしめて、精神的にフラフラになった信者を煽り立てて裁判を起させて、統一教会から金を取ろうと弁護士がたくらんでいるだけではないだろうか。
統一教会に色々と問題があることは感じるが、それにしても対処方法がおかしい。
「被害者の会」といいながら、気付かないうちに実質は拉致監禁を推進する「犯罪者の会」になっているのではないだろうか・・
冷静に考えると、おかしな記事であると思えるはずなのだが、統一教会に対しての悪イメージがそれを消してしまうのだろう・・
韓国の既成教会も韓国統一教会に対して組織的な敵対関係にあるから、日本の反対派と協力しあう事は頷ける。
ちなみに実際は韓国に嫁いだ日本人女性信者は、その殆どが故郷の日本の実家を行き来しているらしい。行方不明というのは、上記で示したように、拉致監禁の恐怖によって、日本に戻れないでいる信者だけである。少数だろう。
韓国在住で拉致監禁の被害を受けた経験のある女性信者に上記のクリスチャントゥデイの記事を見てもらった。
彼女は憤慨して以下のようにコメントしたので転載しておく。
反対派の主張と、現場の意見のギャップが反対派の腹黒い背景を思わせる記事である事を感じることができる。
「・・それにしても、反対派は自分たちの目的を果たすために汚い方法を使ってきますね。
その、6500人もの行方不明者はいったい誰のことでしょうか?私の周りの日本人信者はほとんど9割以上日本の実家に行ったりしているし、日本に帰れない私のような人は、拉致監禁された人か、その疑いのある人です。
日本に帰ったり居場所を教えることができない原因は反対派にあるのにまったく話にならない人たちです。・・・」
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