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欧州での保護説得批判

海外の反応

ウィーン在住で国連記者室に勤められている方のブログで興味深い記事が載っていた。

欧州で日本批判の炎が燃える

・・・先進国の成熟度はどの程度の「宗教の自由」が尊重されているかで測られる。旧ソ連・東欧諸国の民主化の原動力は「信仰の自由」を求める運動から始まったことはまだ記憶に新しい。・・
・・・統一教会メンバーの拉致事件を聞いた欧州のキリスト者グループの間では、「教会は異なるが、許されないことだ。拉致された信者たちの救済をしない日本は野蛮な国だ」という声が出てきたのだ。・・・(記事の一文)

ウィーン発 コンフィデンシャル

宗教への尊厳、神への信仰の大切さを世論として理解している欧州では、「信仰の自由」は当たり前のことだ。しかし、日本では「宗教」=「いかがわしいもの」「信仰」=「特別な一部の人だけがやっているもの」という認識が世論として強い。

それゆえ、子供が知らない宗教に入ったというだけで、当たり前のように疑念が沸くという風土が、日本にはある。”先進国の成熟度”は残念ながら”開発途上”であり、信仰に対する寛容さとしては”野蛮な国”と呼ばれても仕方のない現実があるだろう。

人々の心の中にある異物への”偏見”は、そう簡単には拭えない。

もうひとつ、統一教会信者の保護説得問題に対して日本の警察や政府が何も対処してこなかったことに対し、オーストリアで署名運動が始まっている。

日本の「信教の自由」求める署名運動

国際問題に大きく発展する前に、自浄作用で”拉致監禁”などという”異常な”行為がなくなってほしいものだ。

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