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推薦書『我らの不快な隣人』の紹介

推薦書『我らの不快な隣人』

7月2日に発売された、保護説得に関する本を簡単に紹介します。


著者の米本和広氏は、『洗脳の楽園』(洋泉社/97年)、『カルトの子』(文藝春秋/2000年)などの著作から、<反カルト>の第一人者として知られる書き手です。

著者8年ぶりの書き下ろしとなる本書は、統一教会信者に対して行われている「家族による強制説得=拉致監禁」の実態と、それがもたらした悲劇が明らかにされています。

第三者の目が届かない、閉じた空間で繰り返されてきた保護説得(拉致監禁)―― ここには、どんな家庭にもある「親子間の葛藤」がどのような形で横たわっているのでしょうか。

92年の合同結婚式騒動から15年以上が過ぎました。
過去への遠景へと霞みつつある統一教会とその信者に対する認識は、<何だか気持ち悪い>以上の深まりを見せたでしょうか?

最近の統一教会事情も盛り込まれた本書を通し、客観的に、何が是で、何が非なのかを問いただしてみることができます。

エピローグには、今年(2008年)の2月に【12年間の監禁】から解かれたという男性信者(44歳、身長185cm、体重37kg)についても記されています。
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