後藤徹さんと会って
以前の記事でも紹介したが、保護説得によって12年5ヶ月の間、マンションで監禁されていた後藤徹さんと会った。
本人の許可を得て、名前も公表しました。
後藤さんの監禁事件は現在監禁されていた東京都杉並区荻窪を管轄している荻窪警察署に刑事告訴中である。
後藤さんは警察署の許可の下、拉致監禁問題のビラを駅前で配布していた。
12年と5ヶ月間監禁、という考えられない酷い仕打ちを受けた後藤さんだ
ったが、現在は苦しみを克服して凛と生きているような印象を受けた。
幾つか印象に残っている話がある。
「これは監禁を体験した人でないと分からない気持ちですが、(いつかまた自分は監禁されるかもしれない)という気持ちが残っているうちは、やっぱり幸せになれませんよ。」
思い出すと、本当に背筋がゾッとするという。
「でも、それを乗り越えないと、前に進めないんです。だから私は逃げないようにしたいんです。」
また、
監禁中何度もやって来た説得者が、
「オレは、ボランティアでやってるんだ!」
と何度も息巻いていたのでそれを信じていたのに、
解放されてから色々調べてみると、実際は親から寄付金という形で大金を受け取っていたことを知ったそうで、
「本当にうそをつかれていたんだな。許せないな。」
と言っていました。
よく、他の監禁体験者からも聞く意見ですが、
「統一教会は嘘つきだ」
と何度も監禁中に言われるのに、説得してくる牧師も平気で嘘をついているという。
本当に保護説得って・・・
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