アメリカ著名人による「強制改宗と信教の自由」講演4
信教の自由の保障
それに関連して、第二バチカン公会議から出ている記事がありますので読んでみたいと思います。
このバチカン公会議というのは法王以上に権威のある決定機関であることを知った上で、またこの文書はカトリック教会に対して出されたものではありますが、いかなる宗教にも適用するのではないかと信じています。
「このバチカン教会会議は、人間が信教の自由に大して権利を持つことを宣言する。
この自由は、全ての人間が、個人あるいは社会的団体、その他全ての人間的権力の強制を免れ、したがって、
宗教問題においても、何人も、自分の確信に反して行動するよう強制されることなく、
また私的あるいは公的に、単独にあるいは団体の一員として、正しい範囲内で自分の確信に従って行動するのを妨げられないところにある」
これが、最も重要なことですが、最後に保障している事は、国がそれを保護する事ができるということです。
・・・ここで私が最も強調したいこと、また祈りたい事は、拉致・監禁強制改宗という段階から、早く互いに協力し合い、理解しあう段階に進んでいくことができるようになることです。
ありがとうございました。
1992年9月3日 四谷スクワール麹町
「宗教者の自由と権利のための公聴会」特別講演より
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