あなたの知らないところで、
『あなた自身を、拉致監禁する計画が遂行している』
としたら、あなたはどのように感じますか?
拉致監禁をなくす会の開催式で、ある教会員から衝撃的な証言があった。
弁護士が、自分の意志と無関係に勝手に事実とは異なり不安を煽る内容の手紙を自分の両親に送っていたというのである。
不安になった両親から自分宛てに電話がきたので、それが判明したという。
保護説得問題を追っている米本氏のブログに詳細が紹介されている。
この問題に携わっている人なら、すぐに「拉致監禁の手口」だと気づく。
本人の知らないところで、このような手紙で両親の恐怖心を煽り、統一教会に詳しい牧師(=拉致監禁を指導する牧師)を紹介して、親に本人を監禁させる。
長期間の監禁を経て本人を脱会させ、弁護士を介入して弁護料をせしめる。
うまくいけば、教会側から本人が払った献金分をせしめることができる。
監禁の犯罪性や教会員本人の基本的人権は無視して、自分達が正義なんだと主張すれば、不安に駆られた親などカモ同然である。
なかなか効果的な営業方法だといえる。
監禁した教会員を解放するためには、踏み絵として同じ信者仲間を名前を知っている限り、リストアップさせる。
もちろん嘘を書いていたら監禁から出さない。
こうして書き出された信者が、次のターゲットだ。
実家の住所を調べ上げ、結託している弁護士から親の不安を煽る手紙を送り付ける。
親が相談に来たら、しめたものである。次の監禁が実行されていくのだ。
この証言者が言うのように、本当の正義ならば、まず教会員本人に危険性を訴えるはずだ。
しかし、手紙には、「絶対に本人に知られないように」
と何度も書かれていたらしい。
正義どころか、逆に犯罪性を感じる。
カルトを追い続けている米本氏は言う。
「反カルトのカルト性」を知ってほしい。
たしかに、これではどちらがカルトか分からない。
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