経済の出版社として有名なプレジデント社発刊の「財界にっぽん」という雑誌に、後藤氏の拉致監禁事件のことが掲載された。
『もうひとつの拉致監禁 12年5ヶ月の恐怖』
~ ここで死んだら、家族のためにもならない
だれもが基本的に持っている人権を無視して、人を力ずく、つまり暴力で連れ去ることは、法治国家においてはもとより、法治国家の体制が整えられていない国においても許されない犯罪である。・・・・・・・
通常の感覚の持ち主ならどう考えても「異常な事件」であるので、マスコミが取り上げるのはよく分かる。
しかし、信じられないことに、この事件が不起訴処分となったらしい。
詳しいことはよく分からないが、検察は物的証拠不十分と親子問題などと言っているらしい。どう考えても状況証拠があると思うのだが。
結局は「世間体の悪い統一教会信者が被害者だから、構わないだろう」ということのようだ。
アメリカでは国務省が問題視しているこの事件なのに、この国の人権意識の低さには呆れてしまう。
人間の偏見は、平気で日常の感覚を狂わせる。
ユダヤ人というだけで、虫のように600万人も殺されていったホロコーストという大事件も、我々は歴史で学んでいるはずなのだが・・
底冷えする恐ろしさを感じる。
コメント
「財界にっぽん」よく取り上げましたね
初めまして。
2ページだけでもアップしてもらうと、記事の雰囲気がつかめてありがたい限り。
小生、近くに本屋がないのでネットで買おうとしてもどこにも売っておらず、やはり本屋に行くしかないかと思っているところです。
(2010/02/18 12:23:50 AM)