○ 本人が長期間の監禁下と一方的な批判により精神的な異常をきたすことが多く、監禁状態から解放されたいがために、死を覚悟して洗剤を飲んだり、マンションから飛び降りたケースもある。
監禁場所から逃走する過程で両親や本人が傷害を負ったケースも少なからずあり、監禁から解放されないことに失望し、自殺にまで至った例(京都の西陣警察署管内)もあった。
○本人が絶対に逃げることはできないという長期間の監禁生活に耐え切れず、あるいは実際に話し合ってみて、統一教会に所属する事が嫌になり、結局は脱会届を書く事によって、徐々に監禁生活は解かれていく。
○その後、本人はリハビリセンターと呼ばれる反対牧師が運営に関与する施設に軟禁状態となる。施設には元統一教会信者が多く生活しており、それぞれが精神的に不安定な生活を送る。統一教会を擁護するような発言を少しでもすると密告されて、また拉致監禁されてしまうのではないかという恐怖感がある。
あるいは実家の自宅に軟禁状態となることもある。
軟禁状態の時は外部に電話する事も通常困難なことが多い。
○ たとえ脱会を告げ、解放されても、その後深刻なPTSD(心的外傷後ストレス障害)に悩まされ、社会復帰も出来なくなる例が数多くある。
○ また、信者が監禁マンションから逃げ出してきたが、再度拉致されて監禁される例も多く、未だに家族に怯えて暮らしている人も数多くいる。
○ 拉致監禁による強制改宗によって家族間の信頼関係に大きなヒビが入り、刑事告訴、裁判問題にまで発展するケースもある。
○ 自分は騙されていたんだと思い込んでいる人は家族に感謝する例もあるが、多くは監禁を実行した家族に大きな隔たりが生じる。
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