ある被害者の陳述書より・・・監禁中
日本基督教団では、統一教会員を監禁・説得し脱会させることを『救出カウンセリング』と呼んでいました。この『救出カウンセリング』の指導は細部にまで渡っていました。
その中の一つに、アルバムが活用されていました。部屋のあちらこちらには、子供の頃の写真が大きく引き伸ばされて飾られており、誕生からのアルバムも見せられ話を聞かされました。
『楽しかった子供の頃を思い出して、早く目を覚まして、私達の所へ戻ってきて欲しい』という事の様です。しかし、それは全く見当違いでした。
私は1人の人間として自立した生活を送り、神を信じ、愛する夫と出会えた喜びの中、幸せに暮らしていました。それなのに勝手な思い込みで、
『家庭環境が悪くて宗教に走ってしまい、教団にマインドコントロールされていて自分の頭で考えることも出来なくなってしまっているから、外界から閉ざされた場所での説得によりマインドコントロールを解き、脱会させないといけない』
という牧師の思想に、それこそ洗脳され、言いなりになっている親と話し合うというのは、1人の人間として認められることの無い、実に辛い地獄の日々でした・・・
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